黄昏に香る音色 2
信号は青になり、2人のそばを取りすぎる淳。

そうだ。

お前たちの子供の教師になろう。

そして、最低の点数と、評価をつけてやろう。

お前たちじゃなく、お前たちの大切なものに…俺がされたことを返してやろう。

(気まぐれで取っていた…教員免許が役に立つなんてな)

淳は楽しくて、思わずスピードを上げた。
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