天空のエトランゼ{Spear Of Thunder}
「うわあああっー!!」

叫びながら、僕はベットから飛び起きた。

慌てて、周りを確認したけど、

そこは、

いつもの僕の部屋だ。

少し間をあけて、安堵の息を吐く。

全身が汗だくだ。

体に疲労感と、まだ緊張感が…残っている。

左腕が痛んだ。

顔をしかめて、腕を押さえる。

僕は、はっとした。

(炎の龍が…かすったところだ…)

思い出すだけで、僕はまた震え出した。

また寝るのが、

怖い。




だけど、

僕はいつの間にか、寝てしまった。

でも、

朝を迎えても、僕は…異世界にいくことはなかった。
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