この空の下で

「学?
あたし幸せだった頃、
優しくてかっこいい学が大好きだった。
あたしが、
学を浮気させる男にしちゃったのかな?

出会った時の学が、今はどこにもいない。
今からあたしとやり直すんじゃなくて、
あたしよりも
好きになれる人に出会って、
その人を愛してあげて。

あたし達はもう無理なの。
終わったの。
壊れてしまったの。
あたしはもう好きだと思えない。
もう連絡するのもやめて?
前に進もうよ。お願いだから。」

どうにか納得してもらいたくて、
必死に語りかけた。

「俺、
久しぶりに凛にお願いされたや。
凛、本当にごめんね。悪いのは全部俺!

自分がアホすぎて返す言葉もない。

もう連絡しない。凛を諦める。
嫌な思いさせてごめんね。
別れよう。本当にすいませんでした。」


こうして、あたしと学は終わった。

長くて、辛くて苦しい思いをした、
2年間だったけど、
あなたに出会い、
恋をしていたあの頃のあたしは、
心から笑えてました。
幸せでした。

そう思えて終わったはずだったのに、
別れてから1年以上経っても、
あたしの心には、
シコリが残ったままでした。
< 78 / 245 >

この作品をシェア

pagetop