不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「おまたせしました」
ラーメンがきて
「わっ!美味しそう。いただきま~す」
陽菜はラーメン
俺と悠はラーメンと炒飯
暫く食べるのに専念していたが
「あ、お兄ちゃん」
「ん?」
「凛ちゃんがお兄ちゃんに『ありがとう』って」
えっ?
俺も悠も箸を止め陽菜を
「うん。ほら今日ピアノのレッスン日だったの」
「金曜日じゃないぞ今日は」
陽菜のレッスンは金曜日のはずだ。
「もうすぐ発表会あるからレッスン増えてるの」
「発表会?」
「相変わらずお兄ちゃんは」
呆れたといった顔で
「来週の土曜日発表会」
確か年に1回あったな。
陽菜がラーメンを食べながら
「今日凛ちゃんちょっと体調が悪くて学校休んだんだって」
「陽菜ちゃん、水島先輩大丈夫なの?」
「うん。もう大丈夫だって。って悠ちゃん…凛ちゃんのこと心配?」
「えっ?あ、いや。片桐先輩が今日水島先輩休んでるって言ってたから」