不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「さ、凛ちゃんにはどれがいいと恭介さんは思いますか?」
「ん~」
色々見て
「これなんかいいんじゃないか?」
シルバーのチェーンにキューピッドが矢を構えてるチャームがついてる。
「キューピッドって何か意味深ですね」
「あぁ、涼がどんな反応すんのか見たい」
「……」
面白がってるし。
「じゃあ凛ちゃんのはこれで。後は陽菜ですね。え~と陽菜には …これ、これ可愛いですよ」
私が指差したのはピンクとブルーの石で花を型どったチャームのついているペンダント
「そうだな、これなら陽菜も気に入りそうだ」
「はい。じゃあ、この2点をプレゼント用でお願いします」
店員さんに言うと
「ちょっと」
恭介さんが店員さんに
「このネックレスも頼む」
恭介さんが指差したのは別のコーナーにあったエメラルドが5つついたネックレス。
「恭介さん?」
「ん、これはお前に」
「私にですか?誕生日過ぎましたし結婚記念日までまだありますよ」
「ん?記念日以外にプレゼントをしたら駄目なのか?」
「い、いえ」
「なら、たまにデートした記念だ」
デート記念か。
フフッ
「ありがとうございます」
改めて店員さんに
「じゃあこの3点で」
「は、はい。ありがとうございます。 暫くお待ち下さいませ」
店員さんが何故か赤くなってる。
まぁ、今の恭介さんの言葉は…甘すぎるもんね。