箱庭

栗色の髪が、太陽の光に反射して、キラキラ光る。



綺麗



この言葉しか、思いつかなかった



私よりもずっと大きくて、



あめの笑った顔を見ると胸が急にドキドキする



でも、いくら頭の中でわかってても



彼には伝わらない



はじめて自分の気持ちを伝えたくなった



でも、私は話すのが下手で…



そんな私の話を聞いてくれるあめ。



こんな私を嫌いにならないでくれますか?



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