秀才くんの子育て日記
ー3年前。
(ここからは、「」内は英語です。)
「カナタ!」
『ソフィア………』
大学に飛び級で入学したとき、周りの人はみんな年上ですごく焦った。
その中に、俺と同じくらいの女の子を見つけたんだ。
その子は世界で有名な財閥のご令嬢で、親に言われてこの大学に入学したらしい。
年も彼女のが一つ上で一番近くで、すぐに仲良くなった。
彼女はすごく美人で、キャンパスの人気者だった。
「カナタ、遅れてごめんね」
『大丈夫だよ。また告白?』
「そんなかんじ。」
しょっちゅう告白されていたのに、ずっと断り続けるソフィアは高嶺の花なんて言われてた。
そんな彼女が俺と一緒にいてくれることに少し疑問を持ちながら生活してたんだ。
そんな彼女と出会って一年後、顔を赤くした彼女が突然俺に言ってきた。