私とイケメンヴァンパイヤの恋。
結局別れられなくて最後はあっけなく
「転校するから別れよう。」
と言ったのだ。
「転校か。元気でな。」
これでおわり。別れってあっけない。
「美森ちゃーん?」
ついボーっとしてしまった。
チャラそうな男が呼んでくれて
我に返ることができた。
「では美森さん。
 あの窓側の席に座ってください」
「はい。」
窓側の席につくと、、、
隣には朝ぶつかった男がいた。
「あぁぁぁ!!!!」
「んだよ!うっせー。」
「あなた朝ぶつかった!」
「あー。あの女か。馬鹿だな。」
「なんだって!?」
「だから、バカっつったの。」
「だってそんなの知らないもん。」
「じゃあ、俺が梶高のこと教えてやっから。」
「結構です。」
「よく俺様の言ったことを断ったな。」
「はぁ?」
「怖いもの知らずってやつか。おもしぃ」
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