私とイケメンヴァンパイヤの恋。
ピーンポーン。
「・・・。」
先生は出なかった。もう一度
チャイムを鳴らしても出ない。
ガチャッ
「あいてるわ。」
「行っちゃいますか?」
「行こうか。」
「お邪魔します!!!」
誰もいない?カギはあいているのに。
先生は?見当たらなくてとっても
心配になってしまった。
「いませんね。」
「そうね・・・。」
「えっ!?あっ、瑠薔薇先生?」

そこには顔色が悪くて
今にも倒れそうな先生がいた。
口からはキバのようなものが見えた。
「何をしているのですか?」
「お見舞いに来ました。」
「美森さん。ちょっとこっち。」
私だけ呼ばれて先生についていく。
連れてかれたのは先生の部屋だった。

「豪邸ですね。」
「そうですね。」
なんか会話が続かない。
「美森さん。ここに座って。」
指をさされたのはフカフカしそうな
ベットだった。
「なんでベットですか?」
「いいから。口ごたえをせずに座りなさい」
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