Love Game



「19分43秒」

ベッドにもたれていた蓮がニヤリッと

「ギリギリだね」

そんなの計ってないでよ。

「瑞希」

「……」

「こっちに来て」

ベッドの横に立った私の手を引っぱり漣の胸に

「れ、漣」

唇を重ね私に覆い被さる。

漣の唇が唇から首筋に移り

「漣、ちょっと」

「ん?」

「あ、明日って言うか今日の仕事は?」

首筋から顔を上げ

「ムードないね…それともわざと?」

ちょっと顔が怖いんですけど

「ち、違うって。明日朝早いなら」

「安心して。明日は昼からだから」

そう言いながらも漣の指はTシャツの裾から入り込み…

「着けなくていいのに」

ぶつくさ言いながら

「瑞希は明日?」

「明日は…ひ、昼から…さ、3時入り…」

ブラを外しTシャツを脱がせ漣の唇が胸を…

舐め…

吸い…

甘噛みし…

もう片方は指で…

「はぁ…ふぅ~ん」

漣の髪に指を差し入れ掻き回す。

漣に弄られた胸が熱い。

漣の唇が触れるところが熱い。

漣の吐息がかかるところが熱い。

私の体の全てが漣に反応して…

それは甘美で…

でも息苦しい。



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