Love Game
瑞季と漣(女と男)


暫くして

RuRuRuRu

「服、着た?」

『第一声がそれか?』

「髪も乾かしたの?」

漣の言うことは無視して。

だって12月だよ。

いくらエアコン効いてるとはいえ風邪を引かれたら困る。

仕事も忙しいんだから。

『はいはい。乾かしましたよママ』

ママ?

「私、漣のママなんだ。口やかましいママなんだ」

『ち、違うって』

私が拗ねたように言ったら慌ててる。

フフッ

「冗談よ」

『ふぅ~怒らせたかと思った』

「大人の女性はそれくらいで怒らないの。誰かさんとは違ってね」

『ん?俺がガキだって言いたいの?」

あ、もしかして地雷踏んだかな。

何故か私より年下なのを気にしているから。



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