花のように… ~先生が太陽で私はひまわり~
第一章
…出会い。

出会いとは誰もが経験する人生の始まりでもある。

…友達。
……先生。

青春とは、出会いや別れの季節でもある。

私だってそれなりに恋愛経験あるし、好きな人だって居た。

恋愛には色んな恋愛があるよね???


同級生に恋したり、年上に恋したり、年下に恋したり…。


私は現在、高校生。

中学の時、3年間好きだった人が居た。
アタックもしたが想いが通じず…。

もう恋なんてしない…こんなに恋愛するのが辛いのならいっそ恋なんてしない…と思っていた。


勉強も運動も苦手な私は、近場の高校に無事合格した。


高校は中学と違って色んな性格の人たちがいっぱい居た。


…見た目が怖い男子、化粧バッチリの女子、大人しい生徒。

比較的に大人しい生徒があまりいない学校だった。

正直、3年間やっていけるのか不安だらけ。


そんな中、私は3組のクラスになり、仲のいい友達も出来た。

彼女は静かに小説を読んでいる。
私は横から覗き読んでいた。


『その小説面白い?』


私は聞くと…
彼女はこう言った。
『面白いというか…小説って漫画と違って読みながら頭の中で想像できるでしょ?そこがいい♪』


彼女とは、毎日のようにそんな話をしていた。


そんなある日、私は運命的な出会いをする。


私は放課後、職員室の前を通った。

前からスラッとしたスーツを着た人が歩いてくる。



…誰だろ?


私は見とれていた。

すれ違いに挨拶された。


『…おぅ』


そう言ってあなたは職員室に入っていったね?


…誰?あの先生の名前分からない…。
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