エリート同期のプロポーズ!?
「あ゛ーーーーも゛ぅーーーーーー」


志帆が唸り声にも似た謎の声を発する。


「ど……どうかしたの?」


確かに、あのイケメン絢斗君と、付き合うことになったのなら、みっちゃんとの友情諸々で悩むことになりそう。


「駄目だわ、やっぱり嘘つけない……」


志帆が突っ伏したまんま、弱々しく呟く。


「嘘って、なんの?」


「ごめん、李花。自分の未来の為に一瞬でもアンタを売ろうとしたあたしを許して!!」


……昼食時に聞くにしては随分ヘビーな話の予感なんですけど……。
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