黒い仮面の復讐劇
怖い…

けれどそれどころじゃない逃げなくてはならないと本能が言っている

スキを見てとりあえずこの教室から出よう

後ろのドアに手をかけた

・・・今だ!!

『バンッ!!』

鋭い銃声が聞こえたかと思うと先生の体が勢いよく飛んだ

『キャアアアーーーー!!!』

みんなの悲鳴
私は声が出なかった

『バタリッ』

重い音がして先生の体は赤く染まったまま動かなくなった

「手荒な真似はしたくなかったんだが、逃げられそうになるとそうはいかないものです」

気付かれていた…!?

でも、自分が殺されなかったことに安心する
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