初めての恋はあなたと。 「その後」を追加しました
「何事も経験よ!相手がいいって言うんだし、そこは利用させていただくべき!」

「う、うーん…」

「私応援するから!相談にだってのってあげる!」

「私ものすごくどうでもいいこと聞くかもしれないよ?」

「大丈夫よ!」


自信満々に言う由依。
そんな由依の顔で言われると、何故かいつも大丈夫だろうと思う。

今回も例外ではない。
さっきまでの不安は不思議なぐらい薄れた。

そうだよね…いつまでも怖いって言っていても、何も進まないもんね。



「れ、連絡してみる…!」

「そうこなくっちゃ!」


思わず意気込んで言ってしまったが、由依はいつもの笑顔で返事してくれた。


よし…!
とりあえず家に帰ったら江崎課長に連絡しよう!
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