初めての恋はあなたと。 「その後」を追加しました
「そうか」


江崎課長は満足したように言って、パスタを口に運んだ。


それからは江崎課長に聞きたいことを聞いてみたり、反対に質問をされた。

私は江崎課長の基本情報を叔母さんのミスで知ることが出来ず、今回の食事で知ることが出来た。

例えばお姉さんと弟がいるとか、実家は神奈川の方だとか。
そんな些細な情報でも、知ることが出来て嬉しかった。


「江崎課長ってどんな食べ物が好きですか?」


小学生みたいな質問に対しても、「オムライス」と真面目に答えてくれた。

…オムライスって可愛い。
いつか…江崎課長が良ければオムライス作ってあげたいな。
綺麗なオムライス作れるように、練習しないと。

…と、その前に気持ち伝えなきゃダメだった。
早く勇気を出して言わなきゃ。

そう思いながら、江崎課長との食事を楽しんだ。


その後江崎課長は家まで送ると言い出した。
さすがにそこまでは…と言ったものの、「俺が送りたいんだ」と言われては断れない。

結局初めて男性に送ってもらうという経験をし、初めてお母さんに冷やかされたのだった。
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