身分違いを乗り越えて…

俺だって好きで王子様キャラをやってるんじゃないんだから

いじるおもちゃぐらいはほしくなるわけよ

ただ晴嵐財閥の御曹司として超俺様なのはさすがにNGだろうということで

学校では王子様を演じることになった。

だから、学校内で俺の本性を知ってるのは俺の親友、大川岳(おおかわ がく)だけだ。

一緒にやる相手なんだからとりあえず挨拶ぐらいはしておかなくちゃと思い

王子様キャラという仮面をかぶって近づいた。
< 9 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop