エキザカムのささやき…



体が宙に浮く。



「あっ、ちょっと離してください!!
私は行きませんよ!」






「お前・・・。」



車の前で下されて文句を言おうと
振り向くと、遠くを見るような
そんな悲しい瞳で私を見つめていた。



その顔に、瞳に、
なにも言えなくなってしまった・・・。




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