光のもとでⅡ
「香月さんはハンドボールだったよね? 午後まで残れそう?」
「残念ながら二回戦で敗退」
「そっか……残念だったね。うちのクラスは午後まで残れるものあるかな」
残っていてくれないと、私は何も応援できないことになってしまう。
「気になるなら少しくらい外に出ればいいでしょ」
話し方には少し棘がある。でも、悪意のある棘ではない気がした。
「これ、私が代わってる間、少しくらい見てきたら?」
「えっ!? あ……じゃ、少しだけお願いしてもいいかなっ? どこまで勝ち進んでるのかだけ見てくる」
視聴覚室の一角へ向かおうとしたところ、
「――今っ」
「え……?」
「今、桜林館で藤宮先輩がバスケに出るから行ってきたら?」
びっくりして言葉に詰まっていると、
「それくらい許されるわよ……」
つっけんどんに言われたけれど、嬉しくて笑顔でお礼を口にした。
「残念ながら二回戦で敗退」
「そっか……残念だったね。うちのクラスは午後まで残れるものあるかな」
残っていてくれないと、私は何も応援できないことになってしまう。
「気になるなら少しくらい外に出ればいいでしょ」
話し方には少し棘がある。でも、悪意のある棘ではない気がした。
「これ、私が代わってる間、少しくらい見てきたら?」
「えっ!? あ……じゃ、少しだけお願いしてもいいかなっ? どこまで勝ち進んでるのかだけ見てくる」
視聴覚室の一角へ向かおうとしたところ、
「――今っ」
「え……?」
「今、桜林館で藤宮先輩がバスケに出るから行ってきたら?」
びっくりして言葉に詰まっていると、
「それくらい許されるわよ……」
つっけんどんに言われたけれど、嬉しくて笑顔でお礼を口にした。