光のもとでⅡ
「……そんなに自信がないわけ?」
「ツカサほどの自信を持ち合わせている人はそうそういないと思うの……」
 こういう切り返し方が翠だと思う。
 いつもと変わらない会話にほっとすると、あとは無言で昼食を摂り、ついでのような仕事を済ませて翠と別れた。
 翠に尋ねられた件を後日に持ち越すことになるとは思いもせずに――。
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