私Note



過ごしてく中で、半ば高校生らしい高校生活を諦めた、そんな生活を私は二年生前半まで送っていた。

なんでこんなに私は役立たずなんだろう。
なんでどうもできないんだろう。力にすらなれないんだろう。
なんで、こんなに呼吸のしずらい、身動きのとれない生活をしてるんだろう。
他の子を羨んで、どこかで妬ましい気持ちもあったのかもしれない。



正直に言えば、親も親族も、友だちも…そんなこと思う自分が一番嫌いだったし憎らしかった……ううん、愛おしかった。
自分にはない良いところがいっぱいある自分以外が愛おしかった。

だから、自分より他の人の方を優先させたのかもしれない。

”自分のことはどうとでもなるのだから”、”自分でどうにかするから”―--そんな意識があったのは認める。


結果としてその意識から、高3のころに相談に毎日乗りすぎて、気負いすぎて、自分の責任を重くとらえすぎちゃったことがあった。
言われて気づいて、大丈夫なのになぁ…と思う半面、まだまだだなぁ、とか、気づいてくれてありがとう、とかいろんな気持ちがこみ上げたような。
今では良い距離…じゃないね、上手く相談や意見を言えるように少しはなったと思う。




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