吸血鬼な幼馴染
真夜中の公園
 夜空は真っ暗で星がキラキラと光っていた。


 もう少ししたら真夜中になる。


 そんな暗闇の中、5人は公園の遊具の陰に身を潜め、話合ってた。


 「明日からです.遅刻や欠席はしないでくださいね.僕は学校で仕事があるので先に行かせていただきます.4人はなるべく目立たないようにー」


 「っつーかお前そのしゃべり方どーにか何ねーの?」


 「あっ、思った!変だよね~ね?」


 「どうでもいい...早く終わらせろよ.」


 「.....目立たないように?」


 「はい.あなたは大変かもしれませんが...まぁ、極力目立つようなことをしなければ大丈夫のはずなので..」


 「だ~か~ら~普通にしゃべりなよ!誰もこんな時間じゃいないし、大丈夫だからさ!」


 「あー頼むわ、大也.聞きづれーし、分かりづれーし.」


 「ハァ~分かったよ.とにかくケンカはしない、授業中寝ない、空気は読むこと.いい?あと....」


 大也の目は一瞬赤く光った。


 「ーー吸血はカイトの許可なくしないこと.それでいいでしょ、カイト?」


 カイトという男はあとの4人を睨み付けてからー


 「あいつに俺の許可なく手を出したらどーなるか分かってんな?お前ら.」と忠告した.


 「もちろんだよ!」


 「あぁ.」


 「承知の上で言ってる.」


 「...ん.」 



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