Flicken Geist
話している相手は、現在アメリカ軍フォートベニング基地にいるゴーストの養女だった。

第一次チェチェン紛争に傭兵として参加していた95年2月、ゴーストはロシア軍がチェチェンの首都グロズヌイを制圧していた頃に戦場で逃げ遅れていた幼い娘を助けた。

娘の名はコートニー。

戦場で家族を喪い、行くアテもなかったコートニーを連れ、ゴーストは世界中を転戦した。

その中で生き抜く知恵と技術を彼女に仕込み、いつしかコートニーは超一流のスナイパーへと成長した。

養女であるコートニーはアメリカ軍の友人に預けられて別行動をとっているが、惜しみない愛情は注いでいる。

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