姫と王子のLOVE STORY
次の日 in afternoon
楓が屋上を出て15分後





バシンッ!





「はぁ、はぁ…買って来た…ぞ…」





バタッ





「楓!?大丈夫!?」





夏帆が慌てて駆けつける。





「あぁ…。




でも…




ちょっと、あの混んでるとこに一人で行ったのは…辛かった…」





「おつかれさん」





と夏帆が同情の目を向ける。





「まぁ、何はともあれメシ買って来てくれたんだから早くくおーぜ」





と翔太が声をかける。





『うん!』








食べ始めてから少し経った頃…





「ねぇ2日後のことなんだけど、王牙の倉庫来てもらうじゃん?





いつ頃来てもらう?」





と私が尋ねると夏帆が、






「朝だと寝起きで眠くて、昼頃だと食後で眠くなって、夜だとまた食後で眠くなるよねー」





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