何度でもキミに初恋を
みんなで並んで、河川敷の階段に腰かける。
風がふいて気持ちがいい。
篤史が屋台を指差しながら、
『なんか飲み物買ってくる!みんな、何がいい?』
と聞いてきた。
一人で4人分の飲み物を持ってくるのは無理だろ…と思い、『俺も行くわ』
と立ち上がると、
『あー、剣人はいい。すずちゃんと綾先輩がナンパされないように見張ってて』
という。
それもそうか…と考えていると、
綾先輩が
『あたしが行くわ。』
と立ち上がる。
『すずはカルピスでしょ、リンゴあめもいる?剣人くんは何?コーラね、はい、じゃ、行くよ篤史くん』
早口で言うと、俺の返事も聞かず、スタスタと行ってしまう。
篤史は赤い顔をして、慌てて追いかけていった。
風がふいて気持ちがいい。
篤史が屋台を指差しながら、
『なんか飲み物買ってくる!みんな、何がいい?』
と聞いてきた。
一人で4人分の飲み物を持ってくるのは無理だろ…と思い、『俺も行くわ』
と立ち上がると、
『あー、剣人はいい。すずちゃんと綾先輩がナンパされないように見張ってて』
という。
それもそうか…と考えていると、
綾先輩が
『あたしが行くわ。』
と立ち上がる。
『すずはカルピスでしょ、リンゴあめもいる?剣人くんは何?コーラね、はい、じゃ、行くよ篤史くん』
早口で言うと、俺の返事も聞かず、スタスタと行ってしまう。
篤史は赤い顔をして、慌てて追いかけていった。