青春時代!

雲「霞」之交






「望、大丈夫、?」





「んっ…霞さん…」


私は今、

望のお家にいる

なぜかって…



【霞さん助けて俺死んじゃいます

マップみてきてください


おかゆとか嬉しいです】


マップには家の地図

おかゆ。


風邪ひいたな…




花火大会行くつもりだった、けど



望の親

どっちも仕事してるみたいだし

一人っ子だし。







ってことできました


家のドア空いてるし

寝てるし


「来てあげたんだから、

速く元気になってよ、」


私がおかゆの材料を広げて

台所を借り出すと、



むくっと起きてきて



「霞さん…っ…

おかゆ…卵入れてくださいね」


「寝てなよ、

倒れるよ?」


フラフラしてるし


「はい…」

聞き分けがいいな…



.。₀:*゚✲゚*:₀。 .。₀:*゚✲゚*:₀。.。₀:*゚✲゚*:₀。

「ほら、出来たよ~」


ふわっ


「口移し…」

「変なこと言ってると私が食べちゃうよ」


「じゃあせめて、

あーんとかしてくださいよ…」



しょうがない…


「ふーっふーっ


ほら、あーんして、」


パクッ


うわ食べ方可愛い…


「霞さん、いい奥さんになります

めちゃくちゃうまいっす」


にこっ


「良かった


でも望の嫁にはなりません~」


「あ~幸せ…」



ドキン



私のこと、好きなんだよね





「望、そろそろ寝なよ

お粥も食べ終わったしさ」



「そうですね…


寝つくまで、

ここにいてくれますか?」


子犬みたいにつぶやく



「寝付いても、いるよ

起きるまでいるから」



「安心します…」


スヤァ




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