赤い流れ星3
「美咲さんは、自分の美しさにまだ気付いてないところがあるよな。
それに、なんかあの人、自分に自信がないみたいだな。
だから、多分、カズの気持ちには気付いてないと思う。」
シュウは、そんなことまで分かってたのか。
さすがに長い間ホストをしてるだけのことはある。
(あ……)
「実は俺…野々村さんに告白されたことがあるんだ。」
「えっ!そうなのか?
あれ、でも、だったらなんで付き合ってないんだ?」
「そ、それは…
その時、俺はまさか自分が野々村さんを好きだなんてわかってなくて…
で、なんか動揺して、確か、聞かなかったことにする、とか言ってしまったような…」
「はぁ?
……何やってんだよ。
そんなこと言われたら、普通、振られたと思うだろ。」
「だから…とにかく、戸惑ったんだって。
なんて言えばわからなくて。」
俺がそう言うと、シュウは俺の顔をまじまじとみつめ…そして吹き出した。
これで二度目だ。
「プレイボーイのあんたが、何言ってるんだよ。
プレイボーイも本気になったら、そんなポンコツになるのか!」
シュウは、大きな口を開けて笑い転げる。
最初は頭に来たが、なんだか途中からはだんだんおかしくなって来て、俺もシュウと一緒に笑ってた。
それに、なんかあの人、自分に自信がないみたいだな。
だから、多分、カズの気持ちには気付いてないと思う。」
シュウは、そんなことまで分かってたのか。
さすがに長い間ホストをしてるだけのことはある。
(あ……)
「実は俺…野々村さんに告白されたことがあるんだ。」
「えっ!そうなのか?
あれ、でも、だったらなんで付き合ってないんだ?」
「そ、それは…
その時、俺はまさか自分が野々村さんを好きだなんてわかってなくて…
で、なんか動揺して、確か、聞かなかったことにする、とか言ってしまったような…」
「はぁ?
……何やってんだよ。
そんなこと言われたら、普通、振られたと思うだろ。」
「だから…とにかく、戸惑ったんだって。
なんて言えばわからなくて。」
俺がそう言うと、シュウは俺の顔をまじまじとみつめ…そして吹き出した。
これで二度目だ。
「プレイボーイのあんたが、何言ってるんだよ。
プレイボーイも本気になったら、そんなポンコツになるのか!」
シュウは、大きな口を開けて笑い転げる。
最初は頭に来たが、なんだか途中からはだんだんおかしくなって来て、俺もシュウと一緒に笑ってた。