約束 ~十年後のプロポーズ~
「早まらなくていいよ。したくないことはないけど、それに匹敵する分をいっぱいもらってるから。それとも物足りない?」




「違うよ!ただ友達がそういう話してたから…」





「僕らは僕らのペースでいいんだよ。回りに合わせることなんかじゃない」






彼女は急に泣き出して





「ごめんね変なこと言って。そうだよね。回りに合わせる必要ないもんね。やっぱり優しいね」
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