零-zero-2
ゴキブリに失礼。




私は、
しぶとく生き乍らえ、
9月を迎えるに
あたりまして、
34歳となります。



人生の伴侶と
言ったら良いのでしょうか。
その辺は、
疑問に感じつつ
貴矢さんと、
暮らしております。



何故疑問なのか、
自分に問いてみました。



答えは至って簡単でありました。



私の
生き(行き)
場所が無いからです。



何度か
家出もしました。



しかし、
実家でも、
生き(行き)づらかったのです。
非常に。



結局、
鬱を怠けていると、
両親は
捉えていたからです。



スーツケース(トランク)
約2週間分でしょうか?
パンパンに
自分の体重をかけて、
やっと閉まるくらいな
荷物でした。



それから、
ヴィヴィアンの
ピンクがかった、
ダービー柄の大きめな、
トートバッグに
化粧品やら、
コンタクト用品やら、
目一杯詰め込みました。



何故こんなに
大荷物になったかと
言いますと、
半月は、
実家に滞在する予定だったからです。











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