恋月
「あーおーいーちゃーん」
「ミオ!」
「帰りの用意、出来た?」
「うん!」
「じゃぁ、いこっか」
「うん!!あ、じゃぁね、タクト」
「おう。またな、葵衣。」


「葵衣って青山くんとなかいいよね」
「タクト?」
「うん」
「んー........幼馴染み、だからかなぁ」
「そうなんだ、いいねぇ」
「ミオは........」
「遅れてごめーん!!!」
いいかけたところで夏紀がきた。
「夏紀ー」
「あはは、大丈夫だよ。なっちゃん」
「てへへ」
そこから三人でお店へ向かう。
「あのね、二人に相談があって」
ミオが相談!?
「私ね、好きなひとがいるの........」
顔を赤らめるミオ。
じょ、女子トーク、だよね?
これー!
と、とうとう女子トークをしてしまった!
「それでね、好きなひとって言うのはね........」





「青山君なの........」



え........?
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