恋月
青山拓斗

拓斗~side

青山拓斗、高校2年。
俺には、大切な幼馴染みがいます。
「なー、タクトー。」
「?なんだよ」
「今日葵衣ちゃん来ないのー?」
「...知らね。ま、来るんじゃね?」
「イェーイ」
........。
「タクトー!!」
「葵衣」
「葵衣ちゃん!!」
ほら、な。
「うわ、超汗かいてるね、はい。タオル」
ふわふわの、葵衣のにおいがするピンク色のタオルを受けとる。
「サンキュー」
「ううん。じゃぁ、あっちでみてるね、頑張って!」
「........おう」
葵衣は、俺の自慢の幼馴染みだ。
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