裏ヤン先生に愛されます
センセー達の祝辞が続く中、優衣と再会。
大学は別々に決まったけど、時々は会おうと約束。
卒業まで、まだ4ヶ月はある。
「虎安クンはどう?」
「えへへ、順調」
相変わらず、喧嘩は絶えない2人だけど仲良しみたい。
それに今となっては、ラブラブカップル。
ふと壇上を見ると、センセーがマイクを持っていた。
「なぁ、あいら。お前は幸せだったか?俺と付き合って」
会場中はざわめくだろう。
お互い、許嫁という人がいながら付き合ったのだから。
あたしは大声で、返事をした。
「とても幸せでした!」
そういうと、センセーは微笑んでくれた。
麻綾さんもマイクを奪い取って。
「あいらー!!うちとも仲良くしてねー!」
手をぶんぶんと振ってくれて、とても嬉しかった。
こんな形で祝福されて、本当に幸せでよかったと思う。
「麻綾が嫌になったら、お前のとこ行ってやるよ」