ご懐妊!!2~俺様上司は育メン愛妻家になりました~
「うぇぇぇい」


みなみが呑気な声をあげた。
最近、アーとかウーの他に、こんな声を出すことがある。


「おお、ご機嫌だねぇ。発達も順調そうだ」


確かに大きくはなっている。ずっしりと漬物石のごとく重いうちのレディ。

なんていうか、動きがダイナミックになったような気もする。
手も足も首も、可動がぐーっとあがった。

泣き声も新生児期の「おあああ」から「あぎゃあああ」と力強く変化。
一ヶ月前は首も頭も今ほど動かなかったし、泣き声なんかまだ小さくあどけなかったのに。


「問題なさそうですね。では、これでおしまいにしましょう」


1ヶ月健診はあっさり終わってしまった。

私はふうっと息をつく。
ひとまず、ほっとした。

みなみの成長は順調らしく、心配していた母乳は問題ないらしい。


「どうだった?」


待っていた母にブイサインを出し、私は待ち合い室でみなみに服を着せる。


みなみを出産してから約1ヶ月。
とにかく授乳しかしてない1ヶ月だったけど、この健診って、ひとつの節目みたいな気分だ。

私は先週床上げしたし、産後健診も終えた。母も今日のみなみの健診を終えたら群馬の実家に帰る。

ここからが、いよいよ育児本番。
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