僕のイケナイ先生(→『信じられない彼女ー僕のイケナイ先生』から改題)
「あっ容子先生、もう来てるじ
ゃん」

紺色のワンボックスカーが見え
たので、僕は急いで駆け寄った
。

「早く乗りなさい」と容子先生
にせかされて。

僕は、辺りをちょっと見回した
。

誰もいないよな。

確認はしなきゃね。

それから素早く助手席の扉を開
けて、乗り込んだ。

至近距離、30cm。

「ああ、嬉しいな。これで容子
先生の車に乗るの、2度目だし
」僕は思わず、言っちゃうと。

「そう?」うふふと意味ありげ
。

容子先生も周りを見てから、
「さて行きましょうか」と車を
発車させた。


それから、市内の県道を車を暫
く走らせて。

途中で、まず最初に着いた所は
、マックのドライブスルーだ。

容子先生は、咄嗟に右折して、
「ここでいい?」と言いながら
、マックの敷地に車を入れた。

マイクに向って、ビッグマック
とチーズバーガーと飲み物。

それから定番のミルクティ味の
アイスにソフトクリームを一つ
ずつ。

「奢って下さるんですか?
気前いいじゃ…ないですか」

と緊張気味の僕が、敬語を
使ってみると。

だって、ホント、学校じゃ、
みんなの前で、ドSなのに。

2人になると、甘エロだし。

と思ったら、頭を叩かれて。

「どういたしまして」だなんて
、やっぱs気味。

まぁ年上も悪くないもんだけど
、バシッはないよ。

それでも、車の中でアイスクリ
ームを食べながら、2人で
甘い時間。

そのまま、県道をひた走る僕達
。

「It is a nice day, isn`t
it?じゃない?」なんて、英語
で言いながら、運転されたって
。

わっかんないなぁ、僕。

「いい天気よねって、事」

「あ、そっか」

だんだんと街並みから店舗やビ
ルが消え、民家が遠く見える畑
が見えてきて、窓の外の景色が
飛ぶように流れてゆく。

都心に向うのとは、逆方向みた
いだ。

30分程走っていくと。

容子先生は、急にハンドルを左
に切って、車を急旋回させた。


< 41 / 54 >

この作品をシェア

pagetop