ラブ・カクテル
__シャカシャカッ__


静かな店内に、シェイカーの音が響く。


ここは、あたしがバイトをしているBar「lune(リュヌ)」。


「理沙(りさ)ちゃん。なんか、適当に作ってよ」


カウンターの前に座っているお客様が、あたしにカクテルを頼む。


あたしはここで、バーテンダーとして働いている。


「かしこまりました」


その言葉に、あたしは慣れた手つきでカクテルを作り出す。


このお店で働き出して、2年。


おかげで、それなりにカクテルを作れるようになった。


「どうぞ」


あたしは出来たカクテルを、お客様に差し出す。


「ありがとう」


その言葉に、軽くお辞儀で返した。


「理沙ちゃん、そろそろ上がっていいよ」


オーナーの言葉に、時計を見ると22時。


「あ、はい」


そう答え、あたしは上がる準備をする。


「ねぇ、、、」

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