ラブ・カクテル
文也とあたしの関係に、、、


永遠はない。


だって、お互いに深い感情がなかったから、、、


あたしはただ、自分の楽しい時間が失くなってしまうのが寂しいだけ、、、


小さな子供がおもちゃを奪われて、へそを曲げているのと同じ。


同じだよ、、、


そこに、、、


あんな感情なんて、、、


あたしはカウンターの中にいる、文也を見る。


いつの間に、別の席のグラスを作っている文也。


そのお客様は、女性2人組みで、、、


そのお客さんの話し相手になってあげている文也に、胸がギュッと締め付けられた気がした。

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