ラブ・カクテル
それは今、体を重ねているからなのか?


それとも本当に、大和に心まで奪われたのからなのか?


でも次第に、そんなことすら考えられなくなっていた。


あたしは大和がくれる、快楽に溺れていったから、、、


昨日と同じように、大和の隣で目を覚ます。


やっぱり、今日も大和は寝ていた。


昨日と違うのは、大和があたしのことを抱き締めているということ。


「勝手に帰るな」と言った、大和。


これじゃ、起こさずに帰る方が難しい。


何度か抜け出そうと試みたが、キツク抱き締められたその腕から逃げることは難しい。


あたしは諦め、大人しく大和のことを見る。


黙ってれば、良い男なのに、、、

< 50 / 580 >

この作品をシェア

pagetop