ラブ・カクテル
残すは、審査発表だけになり、、、


「見てる、こっちが疲れました」


遠藤さんが、そんな言葉を溢す。


「毎年、こんなもんだぞ?」


当麻さんは、遠藤さんにそんな言葉を返す。


「誰が、グランプリを取るか?」(英語)


あたしの隣に座って居たエマが、意味深な笑みをあたしに向ける。


「それは、1番上手いカクテルを作った奴だ」(英語)


確かに、当麻さんの言うとおりだ。


審査員の人間が、1番美味しいと思ったモノがグランプリ。


人には、好みがあるが、、、それでも審査員に認められなければ、グランプリは取れない。


「文也は、取るよ。絶対に、、、」(英語)


だって、約束したから、、、

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