恋愛事案は内密に
本社総務の男性が壇上にあがると、定刻どおりに今から電話対応研修をはじめますと宣言した。
女性講師の方の紹介が終わると早速テーブルに置かれた模擬電話を使って練習した。
午前中は基本的な電話の受け答えについてテキストとともに練習をする。
「森園さん、肘ついてますよ」
回ってきた女性講師に指をさされた。
気がつけば受話機を持つほうの肘がテーブルについて話していることに気付かなかった。
「ちゃんと姿勢正しく受話機を持ってくださいね」
「あ、ごめんなさい」
姿勢を伸ばし、受話機を持ち直した。
「ずいぶん態度悪いな」
ニヤリと笑いながら話す栗林さんだった。
「栗林さん、姿勢、もうちょっと気にしてくださいね」
栗林さんは女性講師に指摘されると、少し猫背気味の背中を照れながらまっすぐにおこしていた。
「栗林さんにいわれたくないですよ」
「かっこ悪いところみせちゃった。麻衣ちゃんがいなくてよかった」
栗林さんはちょっとムスっとしていたけれど、小声でつぶやくとすぐに笑ってかえしてくれた。
女性講師の方の紹介が終わると早速テーブルに置かれた模擬電話を使って練習した。
午前中は基本的な電話の受け答えについてテキストとともに練習をする。
「森園さん、肘ついてますよ」
回ってきた女性講師に指をさされた。
気がつけば受話機を持つほうの肘がテーブルについて話していることに気付かなかった。
「ちゃんと姿勢正しく受話機を持ってくださいね」
「あ、ごめんなさい」
姿勢を伸ばし、受話機を持ち直した。
「ずいぶん態度悪いな」
ニヤリと笑いながら話す栗林さんだった。
「栗林さん、姿勢、もうちょっと気にしてくださいね」
栗林さんは女性講師に指摘されると、少し猫背気味の背中を照れながらまっすぐにおこしていた。
「栗林さんにいわれたくないですよ」
「かっこ悪いところみせちゃった。麻衣ちゃんがいなくてよかった」
栗林さんはちょっとムスっとしていたけれど、小声でつぶやくとすぐに笑ってかえしてくれた。