恋愛事案は内密に
繁華街の一角の1階にイタリアンバルがあり、そこへ入っていった。
入口にいた店員さんに会社の名前を出すと、奥の個室に案内された。
19時前なのにすでにお客さんで店内はあふれかえっていた。
「むつみちゃん、お疲れ!」
すでに北野さんが仕事着のスーツのまま、ビールジョッキを片手に座っていた。
「お疲れ様です」
「直帰でそのままこっちに来てたの。もうむつみちゃんいるかも、と思って」
「あ、すみません」
北野さんの向かいの席に座る。
そのあとで店員さんがやってきて、まだお連れ様はいらっしゃってないですよね、と聞かれ、北野さんから先飲んどく? と聞かれたけれど、みんなが来てからでと断ったら店員さんは納得して個室から出て行った。
「五十嵐くんとわたしと三人、プライベートで会ったよね」
「ええ」
「わたしが率先したんだけどね。まだ傷がいえてないのかな」
「え?」
「ううん。こっちの話。まあいいや」
北野さんは少しだけ苦笑しながら半分残るビールをすすった。
「聞いたんでしょ。研修中に、おしゃべり高砂ちゃんに」
「あ……、は、はい」
入口にいた店員さんに会社の名前を出すと、奥の個室に案内された。
19時前なのにすでにお客さんで店内はあふれかえっていた。
「むつみちゃん、お疲れ!」
すでに北野さんが仕事着のスーツのまま、ビールジョッキを片手に座っていた。
「お疲れ様です」
「直帰でそのままこっちに来てたの。もうむつみちゃんいるかも、と思って」
「あ、すみません」
北野さんの向かいの席に座る。
そのあとで店員さんがやってきて、まだお連れ様はいらっしゃってないですよね、と聞かれ、北野さんから先飲んどく? と聞かれたけれど、みんなが来てからでと断ったら店員さんは納得して個室から出て行った。
「五十嵐くんとわたしと三人、プライベートで会ったよね」
「ええ」
「わたしが率先したんだけどね。まだ傷がいえてないのかな」
「え?」
「ううん。こっちの話。まあいいや」
北野さんは少しだけ苦笑しながら半分残るビールをすすった。
「聞いたんでしょ。研修中に、おしゃべり高砂ちゃんに」
「あ……、は、はい」