ハートの夕日

遊園地をでて街をぶらぶらしてた私達。

『えっ//』

急に手をつないで歩き出した君。

「走って!早く!」

私たちは思いっきり走った。

君が立ち止まったのは
夕日が綺麗な場所。

「みて」

君の指す方には
看板や建物が被って
ハートに見える綺麗な夕日があった。

『うわー♡』

「1ヶ月記念日に
ハートの夕日をみたカップルは
幸せになれるんだって。」

『覚えてくれてたんだ…』

「当たり前だろ?(笑)
これ。」

箱を差し出してきた君。

『あけていい?』

「おうっ」

なかにはハートのネックレス。

「かしてみ?つけてあげる」

抱きしめるような形で
君はネックレスをつけてくれた。

ネックレスは夕日の光を浴びて
夕日のように輝いてる。

『ありがとう!』

「似合ってる」

君は私の頬にそっと触れて
ニコッと微笑んだ後
優しく私にキスをした。

まるで、永遠の愛を誓うように。





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