湖都子のポエム2
悲しまないで…
悲しまないで
俺が絶対守ってあげる
キミが傷つくのを見たくない
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まだ元気がない、無理に笑ってる…愛里
家から強引に連れ出す
街をぶらつく…急に愛里が立ち止まった…視線の先に、男がいた…愛里が泣きそうな顔…アレが例の男か…
あの男に見せつけるように、手をつないで歩いて…見えなくなったところで手を離した
やっぱり、少しでも愛里のために何かしたい…
喜んでもらえる…ように…
まっすぐに見つめられて、鼓動がどんどん早くなる。瞳から、涙がこぼれる…泣かないで…もうくだらないことしないから…
「勝手なことしてごめん」
「ううん…ありがとう…アッシュがいなかったら、あそこで泣いてた…」