湖都子のポエム2

好きなんて言葉じゃ軽すぎる


会えなくて寂しかったのは
キミも同じなんだ
キミは…どれだけ…
俺を翻弄すれば気がすむの?

キミは本当にかわいいな
一緒にいると癒される
どんどん好きになっていく

今は逢えるだけでいい
ずっと一緒にいてほしい
好きだ…なんて言葉じゃ軽すぎる
愛してる
もうはなさないよ
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約束の時間を過ぎても、愛里がこない。会いたくない…のか?不安になる

何度か電話したけど、出ない…焦っていたら、やっと出た。寝坊しただけか。ちょっと安心する「ゆっくりおいで…」と、電話をきる

愛里がきたけど、泣いた…のか?目が腫れてる
「泣いたの?何かあった?」
うつむいて、何も言わない。ちょっとイライラしてきた…気になってしょうがない…
涙がこぼれ落ちた…泣かせた…
「会えなくて、寂しかったから…」
涙声で言われた

…なんなの…そんなかわいいこと言われると、うれしすぎる。心臓砕けるかと思うくらいドキドキした

愛理を抱きしめ、耳元で囁いた
「それって、俺を好きだからだろう?」
「大好き…だよ」
「俺は愛里にあえてすごくうれしい。心配させるようなことしないから、俺をずっと好きでいて」
不安だった気持ちが消えていった。キミが思ってるより、俺…キミに参ってるから…

好きなんて言葉じゃ軽すぎる。
「愛してるよ愛里…誰よりも。俺の…俺だけの愛里。永遠にはなさない」
ポケットから箱を取り出して、愛里に渡す
「恋人の証」
ポロポロとまた泣き始めた
うれし涙…
本当にかわいいな

ギュッと抱きしめた



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