湖都子のポエム2
キミに恋した…あの日

キミに会うまでは
俺は恋することなんて
不可能だと思っていた

なのに…キミに…出会って
恋をした…あの日

友達としか思われてない
わかってるのに…
期待してしまう
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小学生のとき、イジメられていた真人
背が低くて地味だった。チビとからかわれ、クラスメートに無視されて、学校に行くのが嫌だった。愛里に会うまでは…

クラスが変わっても、イジメは続いた
どこか諦めていた俺に、愛里だけが話しかけてくれた。「一緒にいないほうがいい」と言ったのに、一緒にいてくれた。愛里もクラスメートに無視されて、「まー君がいるから、いい…」
微笑んだ。あの笑顔は今も心に焼き付いている

中学生になって、父が転勤になって、東京に引っ越した。あの町にいたいとは思わなかったけど、愛里と離れたくなかった

愛里にだけ、連絡先を教えたけど、連絡がくるとは思っていなかったんだけど、愛里の両親が離婚していて、父親が東京に住んでいて、父親に会うことがあると毎回会いにきてくれた。

今は東京で一人暮らししてる愛里
今まで以上に会えるようになった
だけど、愛里は友達としか思ってない
恋人の話を聞くだけで辛くなる

愛里と会って、恋人と別れたこと、仕事をやめたことを聞いた。イヤなこと忘れるためなら手伝うから、ずーっと一緒にいて…
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