湖都子のポエム2

気持ちを押し殺して…


また…
泣いている…んだね

なんで…俺
こんなにいらついてんだ
なんで…

お前って…
ほっとけなくて

自分に嘘ついて
自分の気持ちにフタをして
いいわけして

好きなのに
欲望を…努力して…
気持ちを押し殺して
今の居場所を失いたくない
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今日はバイトがなかったから、愛里のバイト先に行ってみた
バイトは何時まで…なんだろう?

タイミングよかったのかな?しばらくすると愛里が出てきた
輝「ょっ!久しぶり」
愛里「あ、久しぶり…今日は買い物?」
輝「そ、本屋にきたんだ…」
歩きながら話した
輝「アイツとはうまくいってんのか?」
それとなく…聞いてみた
表情が曇る愛里
愛里「うん、うまくいってるよ…」
輝「俺の前で…我慢するな」
近くの公園に連れて行く

輝「今度は何があったんだ?」
あいつが受信拒否していること、最近は連絡がこなくなったこと…なんかをポツリポツリと話し始めた…
今まで我慢していた…のか?
涙をこぼす愛里

こんな時も…かわいいと思ってしまう

泣きやむまでだきしめて

輝「泣くなよ、気分転換に明日遊ぼう」
愛里「えっ…」
輝「愚痴くらい、付き合おうか…ってこと」
愛里「ありがとう、優しいね」
輝「いつも優しいだろ…」
愛里限定…だけど、気づいてないんだろうな

明日一緒に出かけることになった
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