姫は冷血王子の所有物


そう言って手に取ろうとしたのは、期間限定と書かれたペットボトル。








味はマンゴー味。










夏場の季節だからか、最近どの商品でもマンゴーは人気のようだ。










「あ、これにしよ。」










手を伸ばしたら、隣から少し甘めの綺麗な透き通る声がした。










隣を見ると、女子大生っぽい子が1人。










「あ、すみません。」










「いえ…。」


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