姫は冷血王子の所有物



「…○○会社の社長の息子さんですか?」










急に言葉が丁寧になった。










部長もこの人の招待がわかって、焦っているみたい。










「そうそう。だからさ、君がそんなこと言っていいわけ?俺が言えば、君らの会社なんか潰せるんだよ?」











(あぁ…つくづくタチの悪い…。)









むかっときて、そのまま暴言を吐きそうになるのをぐっと堪える。


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