苦しいよ。ねぇ気付いてよ


約束を忘れてまで…他の女の子を優先して…


私は律を信じて待っていて…


もうバカみたい。


「……香奈美ッ…私……私…」


言葉にならないほどの思いが渦巻く。


もう別れるよ。


さよなら…律。



17時を回った頃…。


愛しいあの人の声が聞こえた気がして…。


でも、私の体は限界でその場で倒れた。



律…律…律…。



大好きだから。


< 20 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop