blue beast blue moon ー青い獣、青い月ー

「詩乃 俺と付き合ってくれ」

「えっ蒼!............いいけど?」

「じゃ、これも受けとめてくれるよな?実は...私......ニューハーフなのぉ~」

ブチュュュー

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!気持ち悪いぃぃぃ」

ヴーヴーヴーヴーヴーヴー

バッ
はぁーはぁーはぁー 夢かぁ~よかったぁぁ。 私なんて夢見てんのよ......。やば、すごい汗...... シャワーでも浴びてこよ。


シャワー浴びてたらこんな時間!朝ごはん.........いいやっ!

「行ってきますっ」


あっ、もう車来てる!......これはまずい......蒼、怒ってるよね。

「お、おはよう~」

「おはよう 詩乃ちゃん ニコッ」

さすが快罹!笑顔が眩しい~

ゾクッ 蒼だ.........やっぱり怒ってる~

「あっ蒼!? おはよう~!」

「あ”?」

ぎゃぁぁ 怖ぇ!ここは穏便に......

「蒼~?なんでそんなに機嫌が悪いのかな~」

「あ”?はよ乗れや」

「はいぃぃ!今乗ろうと思ってましたっっ」

ガチャン ブゥゥゥーン

「快罹ぃぃーなんでこんな機嫌悪いのぉ~!?(小声&涙目)」

「蒼は朝が苦手だからね~ 低血圧なんだよ」

「おえっっ」

「詩乃ちゃん 大丈夫?気持ち悪いの?」

夢の中の蒼を思い出してしまった......まともに蒼、見れないかも.........

「だっ大丈夫 大丈夫~」

「そう?なら良いけど ニコッ」

「あははは~」




「みなさん着きましたよ ニコッ」

「誠さん、ありがとうございました~」

「いえいえ、いってらっしゃいませ」

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