蜜を求めし蝶たちよ。
序章
蝉の鳴き声が煩い、暑い日のことだった。
毎日毎日、記録的な猛暑日だとニュースが騒いでいる。









「ここまで来たら地球温暖化も末期だな。」



篠原大和は空を見ながらボソッと呟いた。
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